Entries from 2014-01-01 to 1 year

『マレフィセント』

ロバート・ストロンバーグ監督『マレフィセント』(2014) 『アナと雪の女王』は企画当初では単なる悪役だった姉を共感できる役柄に直していった 『シュガーラッシュ』はゲームの悪役が主人公。 『マレフィセント』では古典を悪役側から再解釈する。 デ…

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

ダグ・リーマン監督『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014) 宇宙人やパワードスーツの造形がいい。 『エリジウム』では不満だったけど、パワードスーツはこんくらいゴツイほうがいい。 宇宙人のうにょうにょした蠢きもいい。 メイキングによると…

『デモンズ’95』

ミケーレ・ソアビ監督『デモンズ’95』(1995)

夏のホラー秘宝まつり開催

夏のホラー秘宝まつりスタート。 『サスペリア』『バスケット・ケース』は必修映画だと思いますが、僕は『リヴィッド』をオススメしたいです。 同世代のパスカル・ロジェが戦略的に『トールマン』を撮り、興業的に成功したのに対し、 ジュリアン・モーリー&…

『エボルバー』

マーク・ロスマン監督『エボルバー』(1994) 我が家ではエボルバーの名台詞「ボーナスゲーム!」が流行りました。

『怪しい彼女』

ファン・ドンヒョク監督『怪しい彼女』(2014) 『サニー 永遠の仲間たち』のシム・ウンギョンのコメディエンヌぶりが素晴らしく、『25年目のキス』『50回目のファーストキス』のドリュー・バリモア級に愛らしい。 ファン・ドンヒョク監督は『トガニ…

『オールド・ボーイ』

スパイク・リー監督『オールド・ボーイ』(2014) リメイク版がアレンジした箇所は説得力を増しているし、ミスリードのさせ方は巧いと思った。 大まかなストーリーラインはオリジナルと一緒だけど、ラストは正しさを求めすぎてヒいた。 ワンカット横スク…

『her/世界でひとつの彼女』

スパイク・ジョーンズ監督『her/世界でひとつの彼女』(2013) 甘くて痛い記憶のなかで主人公を苦しめる元奥さんはルーニー・マーラ、微妙な距離を保ち続ける友人の妻はエイミー・アダムス、撃沈するデート相手はオリヴィア・ワイルド、そして心を許すAIの声…

『トランセンデンス』

ウォーリー・フィスター監督『トランセンデンス』(2014) ノーラン的なリアリズムでSFを描き、丁寧過ぎて退屈に感じた。かと思えば、FBIがテロリストと協力するとことか、ざっくりしてた。 AIのナノテクノロジーで身体障害者が健常者へ変貌し、しかしそ…

『ザ・クラフト』

アンドリュー・フレミング監督『ザ・クラフト』(1996) 当時はポスト「ジョニー・デップ」と呼ばれ、あっさり消えてしまったスキート・ウールリッチは本作でストーカーとなり、「抱きしめるだけ!抱きしめるだけだから!!」と名セリフを吐いています。

『スモール・ソルジャーズ』

ジョー・ダンテ監督『スモール・ソルジャーズ』(1998) 『グレムリン』(1984)以来、ダンテの悪戯心が確かな技術で具現化した作品。

子ども展

ZOMBIE手帖ブログ : やたら評判のいいゾンビ・コメディ『Life After Beth』の予告編: http://blog.livedoor.jp/zombie_tecyo/archives/1724077.htmlデイン・デハーン、やっぱいいな。

『シネマパラダイス★ピョンヤン』

ジェームズ・レオン、リン・リー監督『シネマパラダイス★ピョンヤン』(2012) 北朝鮮の演劇映画大学のドキュメンタリー。 撮影には厳しい検閲があることが冒頭で明かされる。そのため取材対象者が行儀のいい態度しか見せないことに不穏さを感じる。 とはいえ…

『ウェディング・シンガー』

フランク・コラチ監督『ウェディング・シンガー』(1998)

『ポリス・ストーリー/レジェンド』

ディン・シェン監督『ポリス・ストーリー/レジェンド』(2013)

『バニー・レークは行方不明』

オットー・プレミンジャー監督『バニー・レークは行方不明』(1965) 子供がいなくなり、存在したことを示す証拠までも消えてしまうサスペンスとして、非常に理にかなった着地がありつつ、異常な人間関係も描かれ、超いい。主人公と犯人がブランコで遊ぶとき、…

『ホドロフスキーのDUNE』

フランク・パヴィッチ監督『ホドロフスキーのDUNE』(2013) ホドロフスキーの話術が巧みで、身振り手振り話している姿を見ているだけで引き込まれる。 ホドロフスキーが「魂の戦士」となるメンバーを集めていく過程は『七人の侍』みたいでわくわく…

『プレイタイム』

ジャック・タチ監督『プレイタイム』(1967)

『オペラ座/血の喝采』

ダリオ・アルジェント監督『オペラ座/血の喝采』(1988) 眼球に対する執拗なこだわりが感じられる一作。 舞台の客席が映ったカラスの眼球からはじまり、眼球アップは繰り返される。犯人の眼球を抉り出し、ぱくっとくわえる場面もある。 ヒロインは犯人に拘束…

パズル、プチョンへ行く

『パズル』(原作:山田悠介/出演:夏帆、野村周平)が第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭に招待されました。 第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭、作品を発表、日本からは「ゴジラ」特集上映! http://www.cinematopics.com/cinema/news…

『ポンペイ』

ポール・W・S・アンダーソン監督『ポンペイ』(2014) 嫁ミラ・ジョヴォヴィッチが出てないのが寂しいが、 火山噴火から一気呵成に押し寄せるスペクタクルが凄いです。 コロッセウムがひび割れて崩れる→火山噴火→火の玉襲来→港に民衆殺到→皇帝キーファ…

『ブルージャスミン』

ウディ・アレン監督『ブルージャスミン』(2013) あの場面で脇汗を用意する素晴らしさ。

『ノア 約束の舟』

ダーレン・アロノフスキー監督『ノア 約束の舟』(2014) 何よりも、岩の巨人がいい。手足がいっぱいあって、コマ撮りのようなカクカクした動きをして、表情が頼りなさげで、萌える。 『ザ・ミスト』の原理主義おばちゃんが主人公になった話みたいで、イ…

『ハウス・オブ・カード』

『ハウス・オブ・カード』 シーズン1観終わった。 時折こちらに向かって毒づきながら、良心的な人間を蹂躙し、ドイヒーな手段で権力を拡大していくケヴィン・スペイシーを眺め続ける至福の13時間。 ルーニー・マーラの妹もイイ。

『SHARING』

篠崎誠監督『SHARING』 意識の底に深く潜っていき、311以降の日本に生きる僕らに内在する恐怖を引き寄せ、フィクションだからこそ描ける領域で現出する。 前作『あれから』の姉妹篇かと思わるが、より踏み込んだ作品。 気づかぬふりをして、やり過ごそう…

『グランド・ブダペスト・ホテル』

ウェス・アンダーソン監督『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014) ウェス・アンダーソンがついに歴史を描いた!!

『ポケットの中の握り拳』『プリズナーズ』

マルコ・ベロッキオ監督『ポケットの中の握り拳』(1965) 全ショット凄いけど、とりわけラストショットが強烈で、一晩たっても心がざわついてる。 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『プリズナーズ』(2013) 人物を窓外から覗き込むショットが繰り返され、…

『野のなななのか』

大林宣彦監督『野のなななのか』(2014)

『惡の華』完結

押見修造『惡の華』完結!! (講談社コミックス)" title="惡の華(11) (講談社コミックス)">惡の華(11) (講談社コミックス)作者: 押見修造出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/06/09メディア: コミックこの商品を含むブログ (18件) を見る思春期の鬱屈を終わ…

土砂降りシナハン