『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

ダグ・リーマン監督『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)

宇宙人やパワードスーツの造形がいい。
エリジウム』では不満だったけど、パワードスーツはこんくらいゴツイほうがいい。
宇宙人のうにょうにょした蠢きもいい。
メイキングによると、『ジャンパー』では完成脚本をバラバラにし、撮影中にも脚本は直し続け、物語もキャラクターも日々進化していったらしい。撮影期間に一旦中断してJ・ベル以外全キャストが総取っ替えになったこともあったという。そうしたダグ・リーマンの資質は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』にハマっていた。
エミリー・ブラントが演じるフルメタルビッチはトリニティ・ファックス系譜のへなちょこ男子を鍛え上げる素敵ヒロイン。