『ポケットの中の握り拳』『プリズナーズ』

マルコ・ベロッキオ監督『ポケットの中の握り拳』(1965)
全ショット凄いけど、とりわけラストショットが強烈で、一晩たっても心がざわついてる。


ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『プリズナーズ』(2013)

人物を窓外から覗き込むショットが繰り返され、当初はそれが犯人視点のように思えたが、
中盤で登場する蛇が悪魔を象徴しているように、信仰心を巡る闘いであることが明らかになると、
覗き込んでいるのは神か悪魔かと問われているように感じられた。