岨手由貴子監督『あのこは貴族』（2021） めちゃくちゃ良かった。 家父長制や男性優位主義の気持ち悪さ。 「女の敵は女じゃない」というメッセージの温かさ。 それらがスマートに語られ、深く染みた。 山内マリコファンとしても感涙。

タイカ・ワイティティ監督『マイティ・ソー バトルロイヤル』（2017） マーベルのなかでいちばん好き。

チョ・イルヒョン監督『＃生きている』（2020） ゾンビパニックが発生した状況で、マンションで引きこもり生活をする若者を描く。ミニマムな視点に絞っているところが面白かった。 向かいのマンションにも生存者がいることが判明して、コミュニケーションを…

デヴィッド・クローネンバーグ監督『クラッシュ』（1996）4K@シネマート新宿 10代に観たときは全然意味が分からなかったけど、ようやく分かった。夫婦の物語だったのか！ 上映後に倒れる観客がいらっしゃった。

ニマ・ジャウィディ監督『ウォーデン／消えて死刑囚』（2020） 移転作業をする刑務所で死刑囚が行方不明になる。設定が秀逸。 主人公が良心に従った決断を下す結末。死刑囚の視点に絞り、死刑囚側を見せないところがスマートだった。

ロブ・サベッジ監督『ズーム／見えない参加者』 画面の粗さがホラーにマッチしている。 誰もいない空間で顔認証するところ、良かった。 画面にわっと怪物が出るカットは安っぽい。