岡本喜八監督『独立愚連隊西へ』(1960)
佐藤允の笑顔に癒やされる。
中国兵が見逃すところ、中国の戦災孤児が駆け寄るところが特に好き。
イ・サングン監督『EXIT』(2019)
「テロによって有毒ガスが地上に充満し、上へ逃げるしかない」という設定が秀逸。必然的に高低差を利用したアクションになり、映画的。
トライ&エラーのアイディアが充実している。
終盤は町の人々が観客となる。『アンストッパブル』の終盤もだが、ある種スポーツ観戦のように観客が登場することで、クライマックスの熱量が高まる。
劇伴も良かった。ただアップルミュージックになくて残念。