磯谷渚監督『わたしの赤ちゃん』予告篇

参考文献と参考映像を一気に読む見る。へとへと。
一日パソコンとにらめっこ。


磯谷渚監督『わたしの赤ちゃん』の予告篇できましたー

『わたしの赤ちゃん』
2010年/16分/16mm→DV


監督・脚本:磯谷渚

スタッフ:上田紳一朗 大坂春菜 大野裕之 小形進之介 奥野達也 神保准 山田剛志 山本豪一 和田格
出演:藤井百代 森田亜紀 新井秀幸 福田英史 泉水美和子

成城大学映画研究部主催映画祭「TAKE∞(ゼロ)」グランプリ

【物語】
臨月を迎えた初美は妹の千佳と安産祈願に訪れるが、神社の階段から転がり落ちて死産してしまう。半年後、無事出産した千佳の元へ初美が訪れる。千佳は子供に、初美が自分の­子供につけるはずだった、葵という名をつけていた......。


【作品解説】
姉妹の"痛快"な愛憎劇15分の尺でドラマを描くには、ちんたらしてられないとばかりに激烈に展開していく。冒頭ほんの1,2分で、姉妹がともに妊娠、姉は流産し、妹の身­籠った子の父親を疑い、ドラマの準備は整う。わずか1シーンでこれをやってしまう鮮やかさは、キム・ギヨンを思わせる。
姉妹の関係性を描く芝居場に階段が選ばれたのが必然としかいいようがないならば、その関係が限界まで来たとき、映画はあるべきラストシーンを迎える。絶対にもうこうな
るしかないだろう!だからエクスタシーを感じ、時に観客は笑う。それでいいのだ。


【コメント:小中千昭
軽やかに描かれる姉妹という<原罪>
日常のステージが音を立てて崩壊する<快感>
第四種危険指定短編映画<初心者には無理>


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