いのちの歌

子どもの成長を近くでみられることほど嬉しいことはない。
関わりが深かった子が本当に大人になって、それは本人や家族の努力も勿論大きいけど、僕との関わりも確かに影響を与えたよなって思えたことがあり、誇りに思った。
生きることは誰かの人生の一部になることであり、
彼らの人生の一部になれて僕は幸せだ。


彼らが手話で歌う「いのちの歌」を聞いて、泣いた。

生きて行くことの意味 呼びかけるその度に
胸をよぎる愛しい 人々の暖かさ
この星の片隅で 巡り会えた奇跡は
どんな宝石よりも 大切な宝物

泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時傍にいて 寄り添うあなたの影
二人で迎えた 懐かしくよみがえる
故郷の夕焼けの 優しいあの温もり
本当に大事なものは 隠れて見えない
ささやか過ぎる 日々の中に
かけがえない 喜びがある


いつかは誰でも この星にさよならを
する時がくるけれど 命は継がれて行く
生まれて来たこと 育てて貰えたこと
願ったこと 笑ったこと
その全てにありがとう
この命にありがとう