β版上映 in 映画美学校映画祭2010

諸事情により新作「先生を流産させる会(β版)」は未完成のままでも映画美学校映画祭2010で上映しなければなかった。未完成というか音楽も効果音もついてないし、カラコレも整音もしてないし、編集もざっくり繋いだだけ。8月18日にクランクアップだから2週間しか猶予がなく、オレら別の仕事をしながら自主制作している身なのでフルに時間もつかえない。
と、言い訳させてください。
「先生を流産させる会」の前に上映するのは美学校8期生川村清人監督の「forgive」。女子学生がメインの物語で拙作と共通項もあり、また腐女子感に満ちたキャスティングが素晴らしく、技術的にも完成度が高く、焦った。前日に映写チェックでチラ見して、「ヤバい。面白そう。この作品のあと上映するのつらいな。。。」と一晩思い悩んだのでした。
「先生を流産させる会(β版)」上映は満席だったが、粗編版なので本当に忍びなかった。


上映後の反応はそれほど悪くなく、肯定的な感想ももらえて、ポスプロをがんばる元気をもらえた。
シナリオの改稿をみていただいた高橋洋さんから「かなりパワフルな映画が生まれそうな手応えが。『魔眼』『大拳銃』に続いて欲しい。」
といってもらえたのは心強い。
「牛乳王子」でオレを知ってくれた外部の方が観に来てくれてたことも嬉しかった。
新耳つながりの朝倉加葉子さんや大畑創さんと久しぶりに話せたのも愉しかったな。
小6ヒロインは上映中恥ずかしくなると下を向いていたそうな(笑)女子中学生役たちは制作部の女性スタッフの家に遊びにいく計画をたててた。今後も仲良くして欲しいと思っているよ、おじさんは。

ポスプロがんばりまーす。
完全版を愉しみに待っていてください。