『牡蠣工場』

想田和弘監督『牡蠣工場』(2015)@イメージフォーラム

子どもたちが仕事場で遊んでいる場面を見て、
子どものころに農作業をしているおじいちゃんについていって、農具を使って畑で遊んでいたことを思い出した。
想田監督のドキュメンタリーは本筋と関係ないような場面が印象深く、でもそこに本質的なことが映っている気がする。

日本人と中国人労働者との危ういコミニケーションは凄かった。全く言葉が通じない相手と、表情を読み取りながら、不安と安堵が行き来する。綱渡りというより、ちょっと落ちている感じ。
直接関わりがない人間はディスるだけだけど、
一緒に仕事する人間は必死。

鑑賞後、ばくだん屋で牡蠣を食べた。