牛乳王子、フランスへ行く

休日出勤。


帰りに『カウボーイ&エイリアン』@東急ミラノ

オリヴィア・ワイルドはキレイだったし、サム・ロックウェルのダメ男感も良かったし、白人がインディアンにした侵略行為を実践する宇宙人を、白人がインディアンと共に撃退するって構図は面白かったんだけど、なんか盛り上がらない
「西部劇に宇宙人」って子どもっぽい発想とか、宇宙船の虫っぽいデザインとか、好きなんだけど、『スーパー8』的な残念感。
中学生的な世界観なのにダニエル・クレイグが生真面目に演じてて、「どうした?そんな真顔で??」と言いたくなった。ジョン・ファブロー監督の『アイアンマン』は同様に中学生的な世界観だが、ロバ―ド・ダウニー・ジュニアの「バカバカしいけど、このノリっておもしろくね?」って演技が観客をそのフィクション度の高い世界に連れてってくれたように思う。
今年の宇宙人侵略映画でいちばんよかったのは『スカイライン-征服-』、やっぱ。




『牛乳王子』『消えて下さい。』がレンヌ映画祭というフランスのファンタ映画祭にて上映されます。
動員数5000人くらいの規模の映画祭らしいっす。
http://www.courtmetrange.eu/edition2011/seance-japon.html#haut
『消えて下さい。』は映画美学校の課題作品で、「プロの役者ではなく、同期を出演者として演出する」という課題でした。スチールの女性はこの後、同期の人と結婚して、最近子どもが産まれました。時間の流れを感じますなぁ。