「キックアス」原作

幼い頃毎晩親に絵本を読んでもらった。
一人暮しをはじめてから、クリスマスには親へ絵本を贈っている。
今年はエリック・カールの「ちいさいタネ」。


全体の予算より高いカツラをお借りして、ロケ地へ向かう。


現場リハ。


「キックアス」原作読了。確かにビッグ・ダディの背景の改変は良くなかったと思う。ビッグ・ダディの真実が明かされたとき、胸がぎゅっとしめつけられた。
それでも映画版「キックアス」は最高に素晴らしい。役者の肉体の輝きはシナリオの欠陥を超える。映画版にはヒットガールを演じるクロエ・グレース・モレッツのこの瞬間にしか持ち得ない美しさが記録されている。原作ではビッグダディの悲哀に泣いたが、映画版ではヒットガールの格好よさに泣いた。
映画版はニコラス・ケイジのノリツッコミも素晴らしかったです。「バッド・ルーテナント」でのはっちゃけっぷりも素敵でした。ニコラス・ケイジはいまいちばん好きな役者です。