ユーロスペース最終日


林間学校から帰ってきた香織ちゃんが舞台挨拶に出られることになり、香織ちゃんとお父さんと合流してファミレスに行く。
香織ちゃんから林間学校で仕入れてきた怖い話をお父さんにしていた。オレにも教えてというと、話してくれない。ダメ出しされるかと思ったのかしら。
代わりにお父さんが怖い話がしてくれ、それは本当に怖くて、「ハードルが上がった」と香織ちゃんは尚更怖い話をしてくれない。
宮田亜紀さんとも合流して劇場に行く。オレが宣伝の直井さんと話していると、香織ちゃんは宮田さんに怖い話をしていた。話し終わるたびに「怖くな〜い?」と宮田さんに問いかけるが、あまり怖くなかったらしい。むしろ可愛いだけだったらしい。


香織ちゃんは「舞台挨拶で何を話せばいいか分からない」というので、オレが質問するからと提案すると、
「質問してくれるなら、答えるだけだから、楽。大丈夫」と安心した表情を浮かべた。
いざ舞台上で質問すると
「質問が難しい」
と答えてくれなかった。
「オレの映画にまた出てよっていったら出てくれる?」って質問には
「うん」
と答えてくれた。
客席から拍手が起きた。


ユーロスペースでの上映が終わった。
支配人が「2週で逃げ切らず、3週以上は勝負したほうがいい。監督がやりたかったことが観客に伝わったのかどうか、数字で分かる」とおっしゃった。
4週上映してもらった。
イベントに頼らずにどこまでいけるか見たくて、イベントは2回しか予定しなかった。(1回は台風で延期してしまいましたが)
1週目は満席立ち見が続いた。2週目はやや落ちたが、その数字は3週目4週目にそれ以上落ちずに保った。2週目の平日夜に満席立ち見になる素敵な日もあった。


本作はお客さんを劇場に呼ぶことを意識して撮った作品。
だから嬉しかったです。


公開することは観客とのコミュニケーションで、僕はこれについてこう思ったんだけど、どう思うって?と問いかける場だ。
いろんな意見を頂けて愉しかった。
もっと聞きたい。


オーディトリウム渋谷での続映が決まりました。
レイトショーでは観られない方も多くいたと思います。是非お越しください。
http://a-shibuya.jp/archives/3283
6月30日(土)ー7月6日(金)
12:30
7月7日(土)ー7月20日(金)
19:15


中高生は500円で観られるから、10代のみんな、来てね!