眼は見えないが、耳は聞こえている

高橋さんの『これでいいのだ』評に笑った。
「赤塚不二夫が母の臨終で大泣きする場面。センチメンタルがいけないとは言わない。むしろ叙情は赤塚の本質的な要素だ。でもああいう瞬間こそ、看護婦が尿瓶でぶん殴って欲しい。何の関係もない看護婦がいきなり。」

古澤さんのコメントが素敵だと思った。
『アベックパンチ』プロダクションノート
http://www.enterbrain.co.jp/cp/avecpunch/note.html

『牛乳王子』『教育刑事』を美学校でＨＤＶテープにダビング。
書き出し中に後輩と王将で飲む。
「ビッチマグネット体質」というフレーズが気に入った。
『富江　アンリミテッド』、初日に行きたかったけど、断念。

撮影に貸し出していたチャリを受け取りに行く。
そのまんま同期とロバート・ロドリゲス『パラサイト』、ダリオ・アルジェント『サスぺリア』を観ながら飲んだ。
『パラサイト』は中学生くらいのときに家族と映画館で観た。結構好き。
『サスぺリア』は「なんでなんでなんで！」とみんなでツッコミながら観た。「そこでそんなカメラワーク！？」「そこでそんな照明！？」「そこでその音楽！？」不可解ながら、その選択に「ここはこれでいいんだよっ」というアルジェントの強烈な欲望を感じる。大傑作だにゃあ。
盲人の「眼は見えないが、耳は聞こえているぞ！」って台詞は最高に格好いい。その後、座頭市みたいなアウトローヒーローになっていきそうなんだが、サックリと犬に噛み殺されるんだな。サックリと。

1gramix.主催＆KINEATTIC協賛の東北大地震復興支援イベント
『LUMIERE』インディーズ映画界を賑わす25監督26作品！⇒http://t.co/sRdZZkN