WS(4) 加害少年の内面を考える

[いじめ川柳]抜粋
いじめを題材に川柳をつくりました。
「倍返し 怖くていえぬ ”やめてくれ”」
「むれる女子 みんながみんな 同意見」
「気づいてくれ いじめじゃなくて 犯罪だ」
「嫌悪感 いじめの理由に ならないよ」
「見てないで 誰か助けて お願いだから」
「もう誰も 私のことなど 見てくれない」
「こわいけど だれかが言わなきゃ おわらない」
「月1の だれをはぶくか 討論会」
「やめてくれ いじめでストレス 発散は」
「自分より 下をつくって 自信得る」
「その一言で 小さな優しさは 大きな幸せに」
「キッカケは 何でもいいさ 楽しけりゃ」
「知らないと 書けばいいだけ アンケート」
「笑ってる 何されても やせがまん」
「遠くても 違う学校 行きたいよ」
「『逆らえない』 そんなのただの 思い込み」
「小学生 『今』がすべてじゃ ないからね」
「あなたたち 地獄に落ちろ 願ってる」
「相手より 自分優先 すみません」
「あなたもね 同じ目にあえ 呪ってる」
「いじめられ てるが気にせず いじりだね」
「腕力が お前の取り柄? 原始人」
「いじめかな 気にしてないし まぁいいや」
「“僕なんか” みんなが良ければ それでいい」
「公務員 手に負えないよ もう無理だ」





[演技 加害少年は何を考えているのか]
少年犯罪が題材の作品のワンシーンを演じ、加害少年の内面や対峙する家族の想いについて考えました。
『エレファント』:ルース校長に語るエリック
少年は残酷な弓を射る』:面会室でのケビンとエヴァの会話




[朗読 加害少年の内面]
実在の少年事件の加害少年の立ち場になって、日記を書き、朗読しました。
人を傷つけた少年は日々どんなことで思い悩み、生活していたのかを想像しました。


[演技 ツイートに対する意見]
実在の少年事件に関するツイートに対して、加害少年の立場になって意見を述べました。
例えば「釈放されても、徹底的に迫害し、社会的に抹殺しよう!!!そして、その家族も迫害し、自殺に追い込もう!!!」というツイートに対し、「やれるもんなやらやってみろよ。どーせツイートすることしかできねぇビビりがw」と反論。


[討論 加害少年の実名報道はするべきか?]
肯定派と否定派に別れて、討論しました。
班の意見をまとめて、立論します。
質問、反論を踏まえて、最終回答を発表しました。







加害少年の実名は知る権利に含まれるのか?
忘れられる権利だってあるのでは?
更生に実名報道は必要か?
親族や同姓同名の方への被害をどうする?
少年法では足りない。実名報道が社会的制裁となる。
私刑は上限がないのでは?
名前は変えられる。そもそも実名ってそんなに重要?
人を殺したら、子どもも大人と同じ罰を受けるべき。
少年は保護されるべき存在。大人とは区別すべき。