『ダンボ』『STOP』『MADONNA』『Green Room』

子どもたちに囲まれて『ダンボ』観た。
カラスが吸っている葉巻にモザイクがかかっていて、頭からチンコが生えているみたいだった。


キム・ギドク監督『STOP』
ギドクが福島の原発事故を題材にした作品!
妊婦が放射能の影響で奇形児が産まれるのではないかと恐怖する。
夫は電気に依存し過ぎたせいだ!東京中の電気を止めてやる!!と暴れ回る。
東京電力の皆さま必見です。


SHIN Su-won監督『MADONNA

主人公が勤める病院に、妊娠中の女性が運びこまれる。植物状態であり、院長は心臓移植が必要な家族のために利用しようとする。主人公は移植に必要な彼女の家族の同意を得るため、調べよう命じられる。
太っているのに、皮肉を込めてマドンナと呼ばれた彼女は、様々な男性たちから傷つけられていたことを主人公は知っていく。それは主人公の過去にも重なり合う。
2人の女性は男性社会の被害者であることが示される。
2人とお互いの赤ちゃんが同時に救済されることを表した美しいショットが終盤に訪れ、蔑称であった「マドンナ」に別の意味が与えらる。


Jeremy SAULNIER監督『Green Room』

アメリカのパンクバンドがたまたまライブをやった田舎の店がネオナチ専門のライブハウスだった!パンクバンドが即興で「差別主義者たちはクソだ!」と歌ったら、ネオナチどもに次々と殺されていくことになる。
田舎ホラーの変種。
バイオレンス描写も容赦ない。
本作は『ライチ☆光クラブ』と一緒にオールナイト上映!素晴らしいプログラミングです。




キム・ギドク監督と


パーティーからパーティー