『悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス』

キム・ヘンケル監督『悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス』(1995)

悪魔のいけにえ』は監督であるトビー・フーパーの才能さえ超えた領域に到達した傑作でした。
だからフーパーは決して再現しようとせず、古典的な怪奇映画路線へシフトチェンジし、第2作ではコメディに振り切ったのだと思います。
一方、無自覚な第3作は無惨な仕上がりとなりました。
第4作の監督は第1作の共同脚本家キム・ヘンケルです。演出が緩くて我慢も必要ですが、第1作の感触へ接近することに成功した作品と考えています。