『くもりときどきミートボール』

フィル・ロードクリストファー・ミラー監督『くもりときどきミートボール』(2009)

毒気に満ち溢れた悪夢的なビジュアルが愉快。
男ウケを意識してギャルを演じていたヒロインが、ポニーテールでメガネをしている地味な格好こそ本来の姿だと気づき、それを主人公が「綺麗だ」って言うのが良かった。『シュレック』で怪物のままのヒロインを主人公が「美しい」って言ったように、新鮮な視座だと思った。