『ラビットホラー3 D』完成披露試写会 『墓地裏の家』

上映前の俊夫くんのカタイ動きに笑う。
満島ひかりは綺麗でした。『ラビットホラー3D』は昨年夏に撮っていたそうだ。昨年夏に『先生を流産させる会』のクランクイン直前、阿佐ヶ谷駅のエレベータで満島ひかりとすれ違ったんですが、あれは『ラビットホラー3D』の撮影中だったのだろうか。
清水さんの「クリストファー・ドイルは面倒臭い」話が面白かった。
http://eiga.com/news/20110720/24/


クリストファードイルにピンク映画フォーマットでミュージカルを撮らせた『おんなの河童』も、3Dホラーを撮らせた『ラビットホラー3D』も、観る前は無茶ぶりだろそれ!と思ってたが、どちらも画ヂカラが素晴らしく、突出した才能はどんな球も打ってしまうのだなと圧倒されました。
時間と空間が捻じれた世界でびっくり箱のような脅かしが連続しつつ、物語の着地点は哀しみに満ちている。『呪怨』『輪廻』から『ラビットホラー3D』と一貫した構造のドラマを語っている。でも今回はクリストファードイルの詩情が加わり、今までにない味わいが生まれていると思いました。


試写後、せっかくシネマート新宿に来たんだから!とルチオ・フルチ映画祭2011へ。『墓地裏の家』!まったりした時間の流れにどや顔のゴア描写とどや顔の音楽!こうゆう作品こそ、「心が温まる映画」という表現が適していると思う。満席に近かった。みんな、好きなのね!