『サーヴァント ターナー家の子守』S3E9,10『炎の少女チャーリー』

『サーヴァント ターナー家の子守』シーズン3第9、10話

シーズン2は停滞に感じたけど、

シーズン3は面白かった。

リアンもドロシーもパラノイアを抱えていいて、序盤ではリアンが庇護される立場だったのに、終盤ではドロシーが庇護される立場に転換していく。

若い女性キャスターが撃たれたところや、カウンセリングされていたのはリアンじゃなくて私?とか、ぐっと引き込まれた。

シーズン1の最後にカルト教団が背景にあることが分かって、ちょっとありきたりな気もした。でもカルト教団の内部を丁寧に描くことはせず、あくまでベビーシッターをするリアンの周辺から見えることしか描かない。

家を主なロケーションに設定して、そこで展開し続けるコンセプトがいい。

 

キース・トーマス監督『炎の少女チャーリー』(2022)

前評判悪かったことも頷ける。緩い。

あの『透明人間』のブラムハウスなら、現代的な再解釈を打ち出してくれると期待してしまった。

ラストで母親を殺した男と一緒に去っていくの謎。