『坂の途中の家』

角田光代『坂の途中の家』

坂の途中の家

坂の途中の家

乳幼児虐待をモチーフに、表面化しづらいモラハラを描いている。
例えば母乳がでなくなった女性に対する夫や義母の発言が、表面的には静かで穏やかで気遣うような表現だったとしても、いかに抑圧的であるか、という描写が生々しい。
怖かった。​