『スカイライン-征服-』支持!

スカイライン-征服-』観た!

『世界侵略:LA決戦』より好き。少なくとも『スーパー8』よりは断然最高。怪物をミもフタもないくらい画面にどーんてだす感覚が何よりいい。高級感がなかったとこが良かった。『ドリームキャッチャー』のノリというか。汚くて、ダサいデザインがステキ。
『世界侵略:LA決戦』は人物への感情移入を大切にしたホンだったが、『スカイライン-征服-』は人物への距離感がぞんざい。感じの悪い金持ちが頭の悪い行動をとってだらだらと滅んでいく。とても正当な世界認識だと思う。でも、べちょべちょねちょねちょ空間での『デビルマン』なラストは燃えた。
『世界侵略:LA決戦』の特殊効果を受注した会社が題材と技術と流用して『スカイライン-征服-』をつくり、尚且つ先に公開させてしまうというドリームワークスの『アンツ』的な制作・興行スタイルも人でなしで興味を惹かれる。作品も見事に人でなし感が満ちてて、そういった経緯も成程と頷ける。