成城大学映画研究部主催 第6回映画祭TAKE∞:レポート

拙作「牛乳王子」が第6回TAKE∞(テイクゼロ)にて上映されました。


審査員
大槻貴宏氏(ポレポレ東中野支配人)
叶井俊太郎氏(トルネードフィルム代表取締役)
柳下毅一郎氏(映画評論家)
堀江慶氏(映画監督)


仕事の都合で上映には参加できなかった。スタッフに舞台挨拶をお願いした。
「攻めた」作品が多く上映されたようです。ちなみに5作品中3作品がストーカーが主題(総応募数125)。しばらく前からマイミクだった「君しかいない」の佐藤健人さんとも会えた。「一人エッチを見られたらオレなら興奮する」発言は驚いた。クレイジーな方だ。
スタッフから伝え聞いた審査員の講評も面白かった。
無理してでも行けば良かった・・・と激しく後悔。

そんなにアウェイではなかったようです。上映素材も調布のときより良かったから、柳下さんも「調布のときより良かった」とのこと。

授賞式から参加。
グランプリは今泉力哉監督の「最低」に決定しました。観客賞は鈴木研一郎監督の「街の音、なにがしの唄」。
グランプリは下北沢トリウッドで一週間上映されます。「牛乳王子」は尺15分で上映が難しそうだし、グロくて興行的に厳しいだろうと思ってはいたが、いざ発表となると、もしかして・・・と期待してしまうのが人間の性です。
でも叶井さんも柳下さんも堀江さんもグランプリは「最低」か「牛乳王子」と迷われたそうだ。ありがたい。それだけでも嬉しい。美学校生なのに、黒沢さん・青山さんをリスペクトしている頭良さそうな人たちとは、違う人種だったことも評価されました。グランプリ獲れなかった一因は「人間ドラマを撮れていない」こと。よく美学校で言われてきたオレのダメなとこです。次回作はそこんとこから逃げずに闘わなきゃなー。

立食パーティー
男子観客から多く声をかけてもらう。たのしんでもらえたようです。超うれしー。こういうのが映画つくっていく原動力です。ほんと大変すからね、映画つくるって!自主なんて上映できるかどうかも分からずつくるわけだから。
ちなみに女子からは全く声をかけられてなかったよ!!


柳下さんも「第9地区」を評価していた。やっぱいいっすよね。頭のいい映画。「デス・プルーフ」の女の子が逆襲に転ずるシーンの高揚感は、「インビクタクス」の試合シーンの高揚感に通じるって話が印象的だった。
柳下さんは「牛乳王子」をグランプリに推してくれたそうな。感涙。


がんばろ。