『浮草』『チャイナ・シンドローム』

小津安二郎『浮草』(1959)

土砂降りの罵り合い。

京マチ子の煙草をトントンするアクション、マッチの火をつけるアクション、くわえるアクション。

中村鴈治郎が煙草をつけようとするが、ライターがない。京マチ子がマッチをすって、差し出すが、中村は拒む。しかし最終的に煙草に火をつける。京も煙草をくわえ、中村の煙草の先端におしつけ、火をつける。

 

ジェームズ・ブリッジス監督『チャイナ・シンドローム』(1979)

怖かった。

難解な専門用語が飛び交うが、311を経験した我々は分かってしまう。

原発の装置が根本的な問題を抱えたいた展開はHBO『チェルノブイリ』でも描かれた。