『監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影』

『監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影』

「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」(アーサー・C・クラーク

「どんな教育水準の高い大人もだますことがでた」「手品師は最初の神経科学者で心理学者だよ」「(手品は)全人類に適応できる」「医者や弁護士や核ミサイルを作れる人でさえ自分で気付かない無意識がね手品師にはわかる」

便利さと引き換えに、私たちは何を差し出しているのだうか。

信じる根拠より、信じる意思が優先される。

テック企業は人間の心の弱さを利用して金儲けをする。

SNS異形症。非現実的な美しさを求める。

SNS行こう自殺が増えた。

プラットフォーマーにとって、広告主が顧客なのであって、ユーザーは商品。そのビジネスモデルでは、ユーザーにとって良いことかどうかは問題ではなく、クリックを稼ぐことが重要。だから、ユーザーが"見たいと思っているもの"を見せる 。それが真実であるかどうかは関係ないし、情報はどんどん偏っていく 。

フェイクニュースの拡散速度は真実の6倍速いという研究結果も怖い 。

地域によって検索結果が異なる。気候変動を検索すると、地域によって「ウソ」とも「本当」とも表示される。

SNSによって二極化が進み、自分と意見の異なる人間はバカに見える。

真実はクリックの数

巨大企業の利益と特権が守られ、人間はビジネスモデルに縛られている。