『サムライ』『タイムズスクエア』

ジャン=ピエール・メルヴィル監督『サムライ』(1967)

冷たいルック。かっこいい。『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』が本作をリファレンスにしているのがよく分かった。

目撃したが、沈黙する女性を演じるカティ・ロシェの説得力。

 

アラン・モイル監督『タイムズスクエア』(1980)

パンク少女ニッキーが金持ち令嬢パメラを精神病院から連れ出す場面。踊るニッキーと笑うパメラのカットバックを観ると、胸が高鳴る。

名前を叫び合うところもいい。

ビルの屋上から落下するブラウン管。高揚感。

ニッキーの滲んだフェイスペイント。